アクセサリ取付説明書

車両システム :
PART NO :
KEYWORD :

LAND ROVER

DEFENDER

エクステリア サイド マウント ギヤ キャリア

VPLEP0437 / VPLEP0508 / VPLEP0531 / VPLEP0542 / VPLEP0511 / VPLEP0512 / VPLLE0017

取付用マニュアル

警告
  • 正しく取り付けられていないアクセサリは危険である。 注文および取り付けの前に、指示をよく読み、このアクセサリが車両モデルに適合していることを確認すること。 手順を常に遵守すること。 疑問等がある場合、近くの正規ディーラーに問い合わせること。
アクセサリ [あくせさり] パーツ番号
エクステリア サイドマウント ギア キャリア - シルバー (Defender 90/110) VPLEP0437 または VPLEP0531 または VPLEP0542
エクステリア サイドマウント ギア キャリア - ブラック (Defender 90/110) VPLEP0511
エクステリア サイドマウント ギア キャリア - シルバー (Defender 130) VPLEP0508
エクステリア サイドマウント ギア キャリア - ブラック (Defender 130) VPLEP0512
エクステリア サイドマウント ギア キャリア - セドナ レッド (Defender 130) VPLLE0017

エクステリア サイドマウント ギア キャリア (部品表)

警告/注意/注記

警告
  • パーツをドリルで穴を開ける/切断するときは、適切な個人防護用具を必ず着用すること。
  • エクステリア サイドマウント ギア キャリアの最大積載重量は 17 kg である。
注意
  • エクステリア サイドマウント ギア キャリアを取り付ける場合、車両にルーフ レールを取り付ける必要がある。
  • エクスペディション ルーフ ラックも車両に取り付ける場合は、エクステリア サイドマウント ギヤ キャリアを先に取り付けてから、エクスペディション ルーフ ラックを取り付ける必要がある。
  • 車両メーカーでは、エクステリア サイドマウント ギヤ キャリアの清掃に、サテン塗装専用製品の使用を推奨している。 その他のクリーニング剤または塗装保護剤は、塗装仕上げに悪影響を及ぼす可能性がある。
  • サテン艶消し塗装仕上げのアクセサリは決して研磨しないこと。 研磨すると仕上げが輝き、艶消し効果が低下する場合がある。
  • 自動洗車機は使用しないこと。 承認されていない清掃器具を使用すると、エクステリア サイドマウント ギヤ キャリアが損傷するおそれがある。
  • ステッカ、フィルム、磁石プレートなどをエクステリア サイドマウント ギヤ キャリアに貼り付けないこと。 このような物を取り付けると、塗装仕上げが損傷するおそれがある。
  • サテン艶消し塗装仕上げのアクセサリを清掃する際は、細心の注意を払う必要がある。 柔らかいスポンジを使用してアクセサリを手で洗浄し、塗装面に強い力をかけないようにすること。 アクセサリは直射日光の当たる場所で洗浄しないこと。 以下の物質が付着したら、直ちに取り除くこと (可能な場合)。昆虫の死骸、鳥の糞、指紋、樹液樹脂、オイル、グリース、燃料、ワックスおよびタール スポットなど。
注記
  • キー、アイテム (N) は安全な場所に保管する必要がある。 キーは、エクステリア サイドマウント ギヤ キャリアを操作するために必要である。
  • この手順には、車両の仕様に応じて多少異なる図が示されている場合もありますが、基本的な情報は常に正しいものが示されています。
  • エクステリア サイドマウント ギヤ キャリアは、車両の右側にのみ取り付けることができる。
  • このアクセサリで使用されるロッキング システムは、Thule キー システムと互換性がある。 交換用キーを注文する場合は、最寄りの Thule 販売店/ウェブサイトを参照し、ロック シリンダの表面に刻印されている番号 (N123 など) により確認する。 このアクセサリでは、キー モデル番号は 1500000 *** で始まる。たとえば、キー番号 N123 のモデル番号は 1500000123 になる。
  • スペア パーツは、引き渡し時にお客様に引き渡す必要がある。
  • 内側寸法長さ: 608.575mm x 高さ: 361.585mm x 幅: 131.997mm
  • 容量 28L
取付用マニュアル
1

サイド トリムの特定

  • 車両モデルに応じたサイド トリムの位置を確認する。
2
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

クリーニング

  • サイド トリムの表面と周囲を清掃する。
3
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

サイド トリムを取り外す。

  1. プラスチック トリム工具を使用して、ドアを開けた状態でサイド トリムを慎重にこじ開け (図を参照)、サイド トリムの端部にアクセスする。
  2. ボディから取り外したクリップがすべて損傷していないことを確認し、まだ取り付けていないものがある場合はサイド トリムに再び取り付ける。
4
注意
  • トリムを加工するときは、塗装面が保護されていることを確認すること。

Defender 90 車両「専用」にサイド トリムを加工する。

  1. 図示の寸法を使用してサイド トリムで 2 か所の位置を測り、印を付ける。 次に進む前に、サイド トリムを配置して、車両のねじ穴と一致していることを確認する。
  2. テンプレート (M) を使用してトリムの上部に取り付け、印を付けた穴の位置にスライドさせて配置する。 2 個のパイロット穴を開けてから、テンプレートを取り外す (テンプレートは、矢印が下向きになるように取り付ける必要がある)。
  3. サイド トリムを裏返し、適切な工具を使用して、矢印の金属ストリップ 2 枚を切断する。 (金属ストリップを取り外すと、次の手順で穴を開けやすくなる)。
  4. 印を付けた 2 つの位置に穴を開ける。 20 mm のステップ ドリル ビットを使用する。 次に、手順 7 に進む。
5
注意
  • トリムを加工するときは、塗装面が保護されていることを確認すること。

Defender 110 車両「専用」にサイド トリムを加工する。

  1. 図示の寸法を使用してサイド トリムで 2 か所の位置を測り、印を付ける。 次に進む前に、サイド トリムを配置して、車両のねじ穴と一致していることを確認する。
  2. テンプレート (M) を使用してトリムの上部に取り付け、印を付けた穴の位置にスライドさせて配置する。 2 個のパイロット穴を開けてから、テンプレートを取り外す (テンプレートは、矢印が下向きになるように取り付ける必要がある)。
  3. サイド トリムを裏返し、適切な工具を使用して、矢印の金属ストリップ 2 枚を切断する。 (金属ストリップを取り外すと、次の手順で穴を開けやすくなる)。
  4. 印を付けた 2 つの位置に穴を開ける。 20 mm のステップ ドリル ビットを使用する。 次に、手順 7 に進む。
6
注意
  • トリムを加工するときは、塗装面が保護されていることを確認すること。

Defender 130 車両「専用」にサイド トリムを加工する

  1. 図示の寸法を使用してサイド トリムで 2 か所の位置を測り、印を付ける。 次に進む前に、サイド トリムを配置して、車両のねじ穴と一致していることを確認する。
  2. テンプレート (M) を使用してトリムの上部に取り付け、印を付けた穴の位置にスライドさせて配置する。 2 個のパイロット穴を開けてから、テンプレートを取り外す (テンプレートは、矢印が下向きになるように取り付ける必要がある)。
  3. サイド トリムを裏返し、適切な工具を使用して、矢印の金属ストリップ 2 枚を切断する。 (金属ストリップを取り外すと、次の手順で穴を開けやすくなる)。
  4. 印を付けた 2 つの位置に穴を開ける。 20 mm のステップ ドリル ビットを使用する。 次に、手順 7 に進む。
7
注意
  • サイド トリムの U カットの裏側にあるラバー シールを切断したり取り外したりしないこと。
注記
  • 上部を切り開く前に、ドリルで開けた穴の周囲にテープを貼り、エンド トリムに傷が付くリスクを最小限に抑えること。

ドリル穴を拡大する。

  • 適切な工具を使用して、上部のドリル穴を拡大し、「U」字型の穴を作成する (図を参照)。
8
注意
  • 車両ボディ中央の固定ナットからウォータ シーリング パッチを取り外さないこと。
注記
  • Defender 90 車両「のみ」。

シーリング パッチを取り外す。

  • 車両ボディ固定ナットを覆っている 2 か所 (図を参照) からウォータ シーリング パッチ 2 つを取り外し、コンポーネントを取り付ける場所を確保する。
9
注意
  • 車両ボディ中央の固定ナットからウォータ シーリング パッチを取り外さないこと。
注記
  • Defender 110/130 車両「のみ」。

シーリング パッチを取り外す。

  • 車両ボディ固定ナットを覆っている 2 か所 (図を参照) からウォータ シーリング パッチ 2 つを取り外し、コンポーネントを取り付ける場所を確保する。
10
注記
  • 図は Defender 130 を示している。 Defender 90/110 でも、プロセスは同じである。
  • 固定具 (D) を取り付ける際は、スペーサ (E) を反対側から押さえること。

固定具 (D) とスペーサ (E) を取り付ける。

  • 図に示すように固定具 (D) 2 個とスペーサ (E) 2 個を取り付け、固定具 (D) が車両本体固定ナットに取り付けられていることを確認する。 トルク: 38Nm
11
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

ブラケット固定ポイント (F) を取り付ける。

  1. ブラケット固定ポイントをルーフ レール スロットの大きな切り欠きに配置する。
  2. 図に示すように、ブラケットが完全に挿入されたことを確認する。
  3. ブラケット固定ポイントをルーフ レールに沿ってスライドさせ、ボトム固定具 (D) に合わせる。
12
注意
  • サイド トリム シールの縁がガラスの下に収まるようにすること。
  • クリップがボディの穴に配置されていることを確認する。

加工したサイド トリムを取り付ける。

  • サイド トリムを元の位置にはめ込む。 サイド トリムの穴がボトム固定具 (D) に接触しないように注意する。
13
注記
  • グロメット (I) が 2 つある。 1 つは使用されず、スペアとして保管されている。

ギアキャリア (A) を開き、グロメット (I) を取り付ける。

  1. キー (N) を使用して、エクステリア サイドマウント ギア キャリアのロックを解除する。
  2. ギア キャリア リッドの下端を持ち、リッドがほぼ水平になるまで上に持ち上げる。 ロッキング アームが最大位置に達し、カチッという音が聞こえると、リッドを放しても開いたままになる。
  3. サイドマウント ギア キャリアの内側から、図示の位置にグロメット (I) を取り付ける。
14

ブラケット (B) を取り付ける。

  1. 図に示すようにブラケットを取り付ける。ラベル「F」(前方) および「R」(後方) で識別する。
  2. サイド マウント ギア キャリアを開き、4 個の固定具 (C) をサイド マウント ギア キャリアに通してブラケットに取り付ける。 トルク: 11Nm
15
注意
  • 閉じる前に、キー (N) がギア キャリアから取り外されていることを確認する。 キーが、ギア キャリア内に閉じ込められるおそれがある。
注記
  • ギア キャリアは、キーを使用せずにロックできる。 キーを取り外した状態でリッドを閉じると、ギア キャリアはロックされる。 再度ロックを解除するには、キーが必要になる。

ギア キャリア (A) リッドを閉じる。

  1. リッドを下方に引き、ロック アームを解除する。
  2. リッドは垂直位置まで下方に旋回する。
  3. ロック バレルを押す。 リッドがロックされると、カチッという音が聞こえる。
16
注意
  • 周囲の塗装面を傷つけないように注意してください。
  • この手順を実施するには、別の技術者の支援が必要である。
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

ギア キャリア (A) の位置決めをする。

  • 図に示すように、ギア キャリアを所定の位置に置く。
17
注意
  • 周囲の塗装面を傷つけないように注意してください。
  • この手順を実施するには、別の技術者の支援が必要である。
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

ギア キャリア (A) を車両に取り付ける。

  • 図に示すように、トップ固定具 (G)(H) および (J) を取り付けるが、完全には締め付けないこと。
18
注記
  • 図は Defender 110 を示している。 Defender 90/130 でも、プロセスは同じである。

ギア キャリア (A) を車両に取り付ける。

  1. ギア キャリアを固定具 (D) の上に配置する。
  2. ボトム固定具 (K)(L) を取り付けるが、まだ完全には締め付けないでおく。
19

ギア キャリア (A) を車両に固定する。

  1. ギア キャリアが正しく取り付けられていることを確認したら、トップ固定具 (G) をトルク 11Nm で締め付ける。
  2. アクセスしやすいようにギア キャリア リッドを開き、ボトム固定具 (K) をトルク 11Nm で締め付ける。
20

キャップ (O) を取り付ける。

  1. キャップ 2 個を取り付ける。
  2. リッドを閉めてロックする。
21

ギア キャリアがしっかりと取り付けられ、ロックされているか点検する。

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