LAND ROVER

DEFENDER

リアマッドフラップ

VPLEP0388 / VPLEP0390

取付用マニュアル

警告

正しく取り付けられていないアクセサリは危険である。注文および取り付けの前に、指示をよく読み、このアクセサリが車両モデルに適合していることを確認すること。手順を常に遵守すること。疑問等がある場合、近くの正規ディーラーに問い合わせること。

アクセサリキット	部品番号
リアマッドフラップ - 標準 - Defender 90/110	VPLEP0390
リアマッドフラップ - クラシック - Defender 90/110	VPLEP0388

リヤマッドフラップ (部品表)

部品表	交換サービスパーツ番号
(A) フロントマッドフラップ	キット一式のみ
(B) テンプレート	キット一式のみ
(C) 大型ワッシャ - M6	キット一式のみ
(D) 小型ワッシャ - M6	キット一式のみ
(E) 固定具 - M6	キット一式のみ
(F) 固定具 - M6x20	キット一式のみ
(G) ステップワッシャ - M6.5	キット一式のみ

警告/注意/注記

警告

ドリルで穴を開けるときは、適切な個人防護用具を必ず着用すること。

注意

塗装部分を確実に保護すること。
トルク設定が不適正なアッセンブリについての請求は却下される。
固定スタッドを規定のトルクレベルよりも強く締め付けると、ジョイントの不具合/スタッドの破損につながる。
必要なトルクを得るには、ジャガー・ランドローバー承認のトルクレンチを使用する。固定具を締め付けるときに、フロントマッドフラップが変形しないように注意すること。
車両に保護ワックスを塗布している場合は、この手順を開始する前に完全に取り除く必要がある。

注記

車両は清潔で乾燥したサービス工場に適温下で置くこと。寒冷または濡れた状態からサービス工場内に移動させた車両は、乾燥させてから少なくとも 2 時間放置しておく必要がある。

ツール

ツール
トリムクリップ取り外し工具
定規
尖ったピック (位置マーキング用)
ドリル (Ø9mm、Ø10mm)
マスキングテープ
ヤスリまたはバリ取り工具
トルクレンチ/スクリュドライバ (5Nm までの範囲) 推奨 GE5.3: 1/4 dr トルクスクリュドライバ (56 ～ 451 N/cm (0.56 ～ 4.5 Nm) 用)
鋏
金属用ペイントマーカ

注記

この手順では、車両の左側を図示している。右側も同様である。右側でも手順を繰り返す。
ここでは、標準マッドフラップの取り付けについて説明する。従来のマッドフラップも、まったく同じ方法で取り付けられている。

警告

作業を実施する前に、車両が安定していることを確認する。
適切な 2 柱式リフトを利用できない場合は、取扱説明書のホイール交換のセクションを参照すること。

車両を持ち上げて適切な 2 柱式のリフトに載せて支持する。

追加情報については、公式のワークショップマニュアルを参照のこと。ジャッキ･アップ／リフト･アップ (100-02 ジャッキ･アップ／リフト･アップ)

注意

ホイールとタイヤアッセンブリが重い場合がある。
ホイールロックナットの取り外しと取り付けには、ツールキットに付属の特殊アダプタを使用すること。
電動工具を使用すると、ホイールナットが損傷するおそれがある。ホイールナットの取り外しと取り付けは、必ず、手工具のみを使用して行うこと。

リヤホイールを取り外す。

ホイールナット 5 個を取り外す。
ホイールとタイヤを取外す。

リアホイールアーチライナのクリップ 5 個を取り外す。次に、脇に寄せて後ろにアクセスできるようにする。

ブラケットを図に示すように移動して、ヒートシールドにアクセスできるようにする。ディーゼルエキゾーストフルードタンク装備車両では、車両の左側の手順のみを実施する。

固定具を取り外します。
ブラケットを離して、ヒートシールドにアクセスできるようにする。

ヒートシールドをブラケットの下から外す。ヒートシールドを脇に寄せて、矢印で示した位置にアクセスできるようにする。ディーゼルエキゾーストフルードタンク装備車両では、車両の左側の手順のみを実施する。

注意

付属のテンプレート (B) が損傷している場合は、交換用テンプレートが下記のリンクにある。テンプレートは「ページに合わせて印刷」ではなく 100% で印刷する必要がある。定規を使用して、印刷時のサイズが正しいことを確認する。

ハサミを使用して付属のテンプレート (B) を切り取る。切断ガイドラインに正確に沿うこと。

左側のテンプレート: http://accessories-instructions.landrover.com/docs/pdf/2022106105017062.pdf?2022106511013
右側のテンプレート: http://accessories-instructions.landrover.com/docs/pdf/2022106105077800.pdf?2022106511013

注意

テンプレートが正しく配置されていないと、誤った位置に穴を開けることになる。
図に示すように、テンプレートはリヤバンパの端部が丸くなり始める部分に配置する必要がある。

注記

リヤマッドフラップを取り付ける車両の部分を清掃し、汚れや異物がないことを確認する。

図に示すように、テンプレート (B) を位置決めして固定する。テンプレートをバンパの端に合わせる。矢印で示すように、テンプレートの端部が、バンパの丸みを帯びた端部と一致していることを確認する。

注記

穴の位置を正確にマークするように注意する。

リアバンパに 2 つの位置をマークする。テンプレートを使用して、穴の位置をマークする場所を特定する。

警告

適切な個人防護用具を着用してください。

バンパのマークした位置に穴を開ける。

9mm ドリルビット

テンプレートを取り外し、適切なヤスリを使用して、穴の内側に残っているプラスチックを取り除き、エッジ部をきれいにする。

注意

リヤマッドフラップをリヤバンパに正しく配置するように注意する。

リヤマッドフラップをリヤバンパに配置する。

リヤマッドフラップの上部スタッドを上側の穴に挿入する。
マッドフラップを曲げて、リヤマッドフラップの下部スタッドを下側の穴に挿入する。

リアマッドフラップ下側の 2 つの穴を使用して、バンパに下側の 2 つの穴を開ける位置を確認する。

成形面に対して隙間ができないように注意する。
リアバンパに 2 つの位置をマークする。
リヤマッドフラップを車両から取り外す。

警告

フューエルタンクには十分な注意を払うこと。
適切な個人防護用具を着用してください。

リアバンパ上の 2 つのマーク位置に穴を開ける。

10mm ドリルビット

図に示すように該当部分を清潔にする。

注意

リヤマッドフラップをリヤバンパに正しく配置するように注意する。

リヤマッドフラップをリヤバンパに取り付ける。

リヤマッドフラップの上部スタッドを上側の穴に挿入する。
マッドフラップを曲げて、リヤマッドフラップの下部スタッドを下側の穴に挿入する。

図に示すように、2 個の固定具 (E) と 4 枚のワッシャ (D) をリアマッドフラップのスタッドに取り付ける。

適切なハンドトルクレンチを使用して、固定具を規定トルクで締め付ける。正しいトルクに達したら、スタッド、固定具、およびワッシャにペイントマーク (白色/黄色) を付ける。

トルク 2.5Nm で締め付ける。

注記

リアクラシックマッドフラップ - VPLEP0388 を取り付ける場合のみ、手順を実施する。

取り付け時にマッドフラップを傷つけないようにするため、矢印の穴の下にマスキングテープを必ず貼り付けること。これらの穴に、次の手順で 2 本の固定具 (F) を取り付ける。

注記

リアクラシックマッドフラップ - VPLEP0388 を取り付ける場合は、固定具 (F) とワッシャ (G) を挿入するために、マッドフラップを固定穴から引き離す必要がある。固定具 (F) とワッシャ (G) を挿入するには、リアクラシックマッドフラップをかなり曲げ戻す必要がある。